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2016年最後の北アルプス [山登り]

12月の仕事納めは28日でした。

去年の私の山の目標に上げていたのが

「下ノ廊下踏破」と「北アルプス積雪期の西穂登頂」でして

「下ノ廊下」は10月22日、23日に達成し

残すのが北アルプスでしてた。

週間天気予報では典型的な冬型予報で太平洋側は穏やかで

日本海側が低気圧の雪マークです。

私が目指す西穂高は岐阜と長野の境でして山の尾根が

丁度日本海と太平洋側を分けた状態で両方の影響を受け

非常に天候予測しにくい場所でもあります。

まあ大荒れまでいかないと思い29日早朝に自宅を出発しました。

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途中、高速のパーキングで仮眠のつもりが熟睡しすぎちゃって

登山口である新穂高温泉には昼過ぎに到着ww

まあこの日は北アルプスの稜線に建つ「西穂山荘」チェックイン

さえすればいいので西穂高口駅からトボトボ歩きはじめます。

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曇り空のため周りの樹林帯は墨絵の様に白黒の世界です。

時間が午後の為先行者がいないのでガシガシ進みます。

アンダーシャツ2枚の上にロンTシャツ着て

雪山用のアウター一枚ですが丁度いい感じで汗をかきます。

機能性シャツの為、体温は逃がさず汗だけを排気してくれ

アウターも水や風を遮りながら汗だけを排出してくれます。

本当に最近のギアは至れり尽くせりですね。

山荘には15時に到着。

2015年の12月は一日前の28日にチェックインしましたが

この日も同じくらいの50人ほどの宿泊者がいるようで

もちろん布団も一人一枚確保できます。

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夕食は17時からでこの日のメニューはエビカツに肉団子と生野菜の付け合わせ。

ご飯とトン汁はお代り自由です。

下界と変わらないメニューが2500m上空の山小屋で食べられるなんて

これも至れり尽くせりですね。

テカひとりもんだからご飯を毎日焚く習慣がないから

ちゃんとした食事って年に数回の山行で宿泊する山小屋食べる時くらいです。

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年末年始の年越しイベントの準備の為か

この日は山荘支配人で気象予報士でもある粟沢さんが泊まりこんでいて

食事の際には翌日の山の天気予報を披露してくださいました。

この日までは天候は悪く明日は良好になるという予報を信じて来ましたが

粟沢さんの予報もその通りで朝まで荒れますがその後回復するというものでした。

山の天気は本当に難しくある意味当たりハズレがありますね。

当たりは雲一つない晴天で尚且つ無風状態。

雪がシマっていてトレースがしっかり残っていれば西穂まで楽勝。

ハズレは暴風雪。

独標どころかその手前の丸山でリタイアした経験もあります。

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とりあえず運を天にまかせ食後にガソリン注入して布団にもぐりました。

夜中に何度か雪が建物にぶつかる音で目が覚めました。

外はまさに暴風雪の状態です。

朝方もう一度目を覚ますと外は静かになってます。

雪はしんしんと降ってましたが日の出時間と共に雲が飛ばされ

晴れ間が見えてきました。

ただし風は残ってます。

気温はマイナス15度位なんですが強風のため体感温度は

マイナス30度ちかくでしょう。

前日の装備ではヤバイのでアウターを2枚重ねにして

出発です。

途中ザックから取り出したりできそうもないから

ゴーグル、ピッケルもちろんアイゼンもフル装着してスタートです。

スタートして1時間半して独標まで来ました。

下の写真がその独標から歩いてきたルートを見下ろしてる風景です。

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途中あまりの強風で強風姿勢をとること数回。

カメラの出し入れもできずここまで写真はゼロね。

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独標でなんとかザックを降ろして一息です。

空は言う事なしの青空なんですが風がハンパ無い状態です。

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真中に見えるのがピラミッドピークでその右側が西穂高岳です。

ちょうど二人のパーティーが斜面に取り付いてますね。

あの二人に追随すればピラミッドまで行けたでしょうが

この風の強さに少々辟易気味の私です。

それにゴーグルを一度外して頭にずらしていたのですが

その時の汗が蒸れてゴーグルに結露してしまい

それが凍ってしまってゴーグルが使用できません。

絶対にやってはいけないことなんですよね。

ファン付きゴーグルや熱線入りとかあるようですが

基本は付けたら外さないことですね。

前回はピラミッドピークまで行けたのに今回は独標が終点です。

まあ山は逃げないから次回に持ち越しです。

そうと決まったら眼下に見える後続の人たちが来る前に

ちゃっちゃと下山開始です。

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途中振り返っての写真。

やはり相変わらずの強風が吹いてましたが

樹林帯まで降りてくるとそこでは風はなく

キレイは樹氷が目を楽しませてくれます。

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2016年12月30日の北アルプスの山々を後に下界に降りると

下界もかなりの降雪があったようで

登山口に停めた乗用車には10CMほどの雪が積もってました。

正午前に車を出して横浜には17時に到着。

年の瀬に出かける人も少ないのか海老名までは渋滞無しで帰ってこれました。

地元に戻って初めてゆっくりするためこの後はスーパー銭湯でした。

2016年の山行は正月明けの「赤岳」に始まり

7月の「前穂から奥穂の縦走」そして10月の「下ノ廊下」

12月の「赤岳」と今回の「西穂高」と数は少ないけど

濃い内容だったのでははいかな。

考えてみたらすべてソロですね。

さて記事を書いている今日はすでに1月15日です。

今年の山計画はまったく考えてませんが雪が残ってる間に

西穂リベンジもいいですね。


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「赤岳」@八ヶ岳(積雪期) [山登り]

去年の暮れの山行を記事アップします。

暮れは仕事もバタバタで帰宅時間が起床時間の6時間前なんてザラで

そんな合間をぬっての山行だから記事アップがこんなに遅れてしまいました。

当初は北アルプスを考えてましたが24日は土曜日仕事で

25日は日帰りしかできずそうなると北アルプスは工程的に無理がある為

2016年1月2日に登った赤岳にしました。

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一度あるいてるから安心感もあります。

スタート地点の「赤岳山荘」まで車で入れます。

この時期は山荘駐車場までは積雪はなかったのですが

前を走ってる四駆のデリカがデリカのくせしてやたらと慎重な

運転で私の車を始めとする2,3台がすぐに滞ってしまう状態で

私がつい停止してしまった場所がわだちが車両のお腹すれすれで

なおかつげき坂で凍結した場所だった為なんと!冬タイヤなのに

タイヤ空転で前に進めないww

なんとか後続車にバックしてもらい2,3mほど下がって

勢いつけて上るというグダグダを演じてしまいました。

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5時30分、無事山荘の駐車場に到着

満天の星空です!今日の山行の素晴らしさを確信します。

するとすぐに山荘のおばあちゃんが駐車料の徴収に来ます。

日帰りで千円!いつも集金ご苦労さんです。

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この日は10本爪アイゼンの他にミックス状態を予想して

チェーンスパイクも用意してありますがスタートからは

ノーマル冬靴で進みます。

赤岳方面のルートは「南沢コース」と「北沢コース」の2種類あって

前回通った距離が短い「南沢ルート」を進んだつもりが

暗くて看板を見落としてしまい知らず知らずのうち

「北沢ルート」を進んでました。

初めて歩いて感じたのですがゴツゴツで歩きにくいイメージの

「南沢ルート」に比べ「北沢ルート」は許可車両が通るため

道が整備されていて距離があってもすごい楽なんですね。

これからは往路は北で復路は南ってパターンになりそうww

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この季節の日の出は7時近くでしょう徐々に空が白み始めます。

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林道が終わり樹林帯になると空が開け南八ヶ岳のゴツゴツした稜線が見えてきます。

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7時20分「赤岳鉱泉」(通年営業)到着。

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冬季のシンボル「ブルーキャンディー」がそびえ立ってます。

人工的に氷壁を作ってアイスクライミングを楽しむイベントが

この時期の人気アトラクションなんですね。

夏山の季節ではここで温泉も楽しむことができます。

ここで初めてアイゼン装着(`・ω・´)シャキーン

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「赤岳鉱泉」から再度樹林帯を歩き「行者小屋」前から

「地蔵尾根」」へと続くコースに入ります。

年末年始は「行者小屋」は営業しますがそれ以外は冬季はお休み。

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一気に登り森林限界が近づくと下界の風景が広がります。

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木々の間からは目指す「八ヶ岳」の主峰「赤岳」が見え始めます。

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9時20分「地蔵尾根」到着。

前回来た時は遮蔽物がなくなった尾根に出た瞬間

すさまじい強風が吹いてましたがこの日は時折強い風が吹くものの

無風状態の時間もあります。

眼下には途中通過してきた「行者小屋」が見えてます。

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この日は天気予報も好天を告げていたためか登山者も多く

すれ違いのあいさつや頂上の情報交換などでおしゃべりが楽しめます。

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尾根を進むと富士山が雲海から頭を出してる風景が飛び込みます。

眼下には「野辺山ウルトラ」のコースなんでしょうね。

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赤岳の中腹には「赤岳展望荘」(2722m)

頂上には「赤岳頂上山荘」が見えます。

この先は急騰イッキ上りです。

アイゼン爪を斜面にぶっ刺してガツガツ進みます。

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10時10分赤岳山頂!到着www標高2899m

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山頂も人が多く気軽に記念撮影をお願いできました。

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高くなればなるほど富士山が目線に近づく感じです。

実家が富士市でその実家の窓からいつも見えていた富士山だから

世間の人が富士山が見えた見えないで一喜一憂する姿が

子供の頃は理解できなかったけど実家を離れて初めて

その偉大さや美しさであったり強さが分るようになった気がします。

この日も同じアングルなのに何枚も富士山の写真を撮っていましたねww

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遠くには「諏訪湖」が見えます。そしてそれを壁のように囲む木曽の山々!

中央アルプスの白銀が青空に映えてキレイ!

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十分景色を堪能して下山はです。

往路では太陽の光が届いてなかったから白黒写真のような

風景になってましたがこの時間になると太陽も高くなり

太陽光に輝く樹氷が見事です。

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行者小屋まで降りてきました。

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「行者小屋」から見上げるカラーの八ヶ岳!

この風景は年賀状に使用することにしました。

ここ数年は冬山の風景が年賀状に使用してますというか

年賀状の写真を撮るのが冬山の目的にもなりつつあります。

印刷された状態の年賀状にプリンターで宛先も処理して

差し出す方が増えてますが私の場合は

ある意味命がけの年賀状なんですね…(大げさだね(ノ∀`)ペチョン)

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「行者小屋」で10本爪をミックス用の「チェーンスパイク」に替えてます。

帰りは往路とは反対の「南沢ルート」です。

ごつごつと岩が雪から見え隠れするミックスルートではチェーンスパイクが

便利なんですね~

テカ前回は滑り止めなしで下っていき最後の最後の凍結した箇所で

思いっきり滑って転んでしまったからなんです(ノ∀`)ペチョン

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13時ジャスト!スタート地点の駐車場に無事帰還できました。

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小淵沢から中央道に入る手前のコンビニで軽食をとってから

高速に入りましたがこの日は渋滞無しで横浜まで戻れました。


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黒部の秘境② 「水平歩道」 [山登り]

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阿曽原温泉小屋HPからお借りした「下ノ廊下」の概念図です。

午後2時に小屋に到着し幕営料金600円と入浴料600円を払います。

そうなんです!この山小屋には温泉がある稀少な存在なんです。

時間帯で男女を分けてまして奇数が男性でしたから

テントを張り終えると丁度3時ですので

たぶんこの日到着の1番グループでテン場から5分ほど斜面を降りた

場所にある露天風呂に向かいました。

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【他のサイトからお借りしたお写真です。】

3m×8mほどのコンクリートの枠に黒いパイプで温泉をひいてます。

この周辺の源泉は高熱ですから同時に真水をパイプで引いて温度

調整してます。

まったくの飾りっ気のない風呂ですが苦楽を共にした

見ず知らずの野郎どもですが最高に気分になります。

その後テントに戻り小屋で500ccの缶ビール(700円)を

2本購入しこの日2個目のコンビにおにぎりをビールで流し込むと

前夜ほとんど寝てなかった為に一気に爆睡します。

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午前2時に目を覚ましました。

期待していた満天の星はなくチョイ残念。

お湯を沸かして朝食をすますとテント撤収します。

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二日目の予定は「水平歩道」を通りゴールでもある「欅平駅(けやきだいらえき)」

を目指します。

欅平駅はトロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道の終点でもあります。

この時期は紅葉目当ての観光客が多く始発の「宇奈月」から

ほぼ満員でお客がくるそうでそのお客のほとんどが往復で

使用するため欅平から復路だけで利用する登山客は

乗れない可能性もあるらしくその為午前の早い時間に

欅平に到着しなければならなくて

私も午前4時に出発しました。

真っ暗な山道ですからヘッデンが頼りです。

その為写真も6時ごろからやっと撮影可能となりましたが

ボケボケですみません。

オリオの大滝は残念ながら写真撮影できませんでしたが

「オリオ隧道」が見えてきました。

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本当にボケボケですみません。

写真の奥の入口から手前の出口に出るのですが

このトンネル内は水量が多いと胸の高さまで水が溜まる事があるそうです。

「志合谷」

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谷の向こう側に渡るのですが・・・

細い滝の上に穴が見えます。

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実はここでは谷の一番奥をU字に掘ったトンネルを通るんです。

もちろん照明設備なんてないから昼間でもヘッデン等の照明が必要です。

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展望が良いとされている「大太鼓」ですが

朝モヤで視界はゼロに等しい。

ちなみに眼下は100mほどの崖っぷちです。

でも見事なまでに水平に山の断崖絶壁に「コの字」型が彫られてます。

この「水平歩道」って一体何?

実はこの道は第三ダムである「仙人谷ダム」を建設する際に

欅平から資材を運搬するために作られた歩道なんです。

13kmの道のりを100mに分断した動力ケーブルを60人ほどの

人夫が1グループとなってこの細い道を往復したそうです。

もちろん滑落事故は日常茶飯事であり

この工事だけで200名近い殉職者が出たそうです。

「黒部に怪我は無し」と言う言葉がありますが

怪我をするような状況は即「死」を意味するって事です。

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「あと1km」とかの看板があった様な気がしますが

30分ほどかかってようやく下界の風景が見えてきました。

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そして午前8時ジャスト!

「欅平駅」到着です!

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無事来れたって事より

「始発に乗れる!」って事に一番安堵しました。

始発は8時53分でしたからもう少しゆっくり写真を撮ってても大丈夫でしたね。

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トロッコ電車とは元々が資材運搬の貨物列車で

窓枠がないのですが始発は窓がある普通の電車の

「リラックス車両」のみで運賃の1710円+530円となります。

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宇奈月から来た車両には黒部電鉄の従業員が乗り込んでいて

この折り返しが欅平からの復路の始発となります。

上の写真の奥の方向に40分ほど歩くとそこにも

日本の秘湯「祖母谷温泉」があってそこも訪問したかったのですが

この日は時間との勝負がまだまだ続きます。

そもそも前日に信濃大町に車を停めて黒部ダムから入ってこの欅平に

辿り着いたのですから車をピックアップしなければならず

最短のルートがトロッコで宇奈月に出てそこから富山地方電鉄で

新黒部に出てそこからJR新幹線で糸魚川まで行き

今度はあずさに乗り換えて大町に戻る実に6時間に及ぶ

行程となる為、一本でも乗り遅れると1時間以上ずれ込む事が

予想できます。

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人生で初のトロッコ電車では黒部川に沿って進みます。

ここでも真っ青なバスクリンのような川面に目がいきます。

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ダムマニアには垂涎の「出し平ダム」

車で行くことが出きず見る為にはトロッコ電車に乗るしかありません。

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終点の「宇奈月駅」が見えてきました。

ほんの20kmの道のりですがほっこりした気分で楽しめました。

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宇奈月温泉として栄えてる温泉街が駅前に広がってます。

この日は時間との勝負なんて書いてますが

ここの乗り換えだけは1時間ほど間があるため

駅前の「黒部川電気記念館」を覗きました。

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この二日間で歩いた道のりがジオラマで確認できます。

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ジオラマはボタンで操作できて

地中のパイプや発電所の位置も確認できます。

トロッコ電車は元々は黒部川のダム開発の資材運搬軌道であり

現在は宇奈月~欅平は観光用で

欅平~黒部の地下軌道は関西電力従業員専用列車となってます。

この二日間で歩いてきた「日電歩道」「水平歩道」

そして列車移動の「欅平」から「宇奈月」までは

実は昭和の高度成長期を支えた電力開発の足跡を

たどる旅でもあったわけです。

特に「仙人谷ダム」「黒部ダム」そして「大町トンネル」

では多くの殉職者が出ましたが今の我々の生活は

この方々に支えられてきたって事を再認識し

感謝しなければならないって事を痛切に思いました。

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なんか「撮り鉄」っぽくなってしまいましたが

午後3時!予定通りに大町に戻ってこれました。

こんな列車の旅は人生で初めてでした。

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土曜の朝から日曜の午後まででも上限1500円はお得ですね。

この後もう慣れっこになった「中央道」の渋滞にもまれ

横浜帰還は午後9時となりました。

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⁻ 

こ二日間の写真と動画をBGM付けてドキュメンタリー風にしました。




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黒部の秘境① 「下の廊下」 [山登り]

ここ最近は土日となると天候不順になると言うより日照時間自体が

異常に少なくせっかくの山行が楽しめてません。

しかし久々に天気が良くなると帰りの道路の大渋滞が懸念され

先週はせっかくに好天だと言うのに地元でブラブラ走ってました。

そんな私ですが今年のプランの一つに「下の廊下を踏破!」

というものがあります。

一年をおいてほとんど雪渓におおわれやっと溶けるのが8月後半で

それから管理している「関西電力」の方々がルートの点検整備をする為

一般人の通行は9月中旬から10月までのほんのわずかな期間でしかなく

去年は結局雪渓が消えず通行不可能な年でした。

しかし!今年は融雪も早くすでに通行可能となっています。

行きたいなぁって漠然と思ってましたがブログ仲間のミルクさんが

先日アタックした写真をSNSにアップしてるのを拝見して

絶対に行く!って気持ちに変わり21日金曜日!

なんとこの日は過去最高の17時間拘束から開放されてから

一睡もせずに「下の廊下」スタートの黒部ダムのアクセスタウン

信濃大町を目指しました。

大町駅の隣にある市営パーキングに車を停め支度をし駅ロータリーにある

バス停で6時15分の始発に乗り込みます。

行き先は黒部のトロリーバス出発駅である「扇沢」です。

パーキングは上限1500円 バス運賃1360円

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40分ほどで「扇沢駅」に到着します。

まわりはすごい紅葉です。その極採色が青空に映えます!

とてもいい感じ!

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でも先客がずらりと並んでます。

この方たちはこの「扇沢駅」に隣接している無料駐車場に車で来られた方でしょうね。

私は明日の帰りの事を考えてあえて大町に車を停めてます。

ここから黒部ダムまで運行するトロリーバスは電車のように屋根の上に

パンタグラフのようなものから電気を拾ってトンネルを走ります。

このトンネルは「大町トンネル」と呼ばれ黒部ダムを建設する際に

資材運搬の為に掘られたトンネルです。

私てっきり始発は6時半とばかり思ってましたがこの並んでる方々は

7時半の始発待ちの行列らしく出遅れた感じでいた私でしたからこれはラッキーです。

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出発まではメディアで度々話題となってる駅員さん風だけど

ホントはお弁当売りの「中里さん」の巧みな話術にみんな爆笑しながら

改札開始を待ちます。

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てっきり電車のようなものにタイヤが付いてるのかと思いきや

形はまったく普通のバスですね。

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最後列の座席から後ろに流れる風景です。

この穴堀では途中、液状となった破砕帯が工事を難しくしたらしいのですが

日本の技術力で貫通されました。

映画「黒部の太陽」の舞台です。

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7時40分「黒部ダム」到着です。

観光の方々は階段を登って行きますが重装備の「下の廊下」を目指す登山客は

バスの進行方向をまっすぐに歩いていきダムの階段を降ります。

第一便のバスからは30人ほどが「下の廊下」を目指す様で

意外な多さにびっくり!

びっくりなのは人の多さだけではなくて

既に上の方は紅葉が終盤かと思いきや

最盛期といっていいくらいの艶やかさです。

空がチョット薄曇りってのがイマイチですが

この紅葉が見れたんだからそんなのは贅沢ですよね。

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写真ばかり撮影してたらみんなに置いて行かれちゃいました。

と言っても私は今回はソロです。

時々参加してくれるNミッキーさんはこの度、大手大企業に

ヘッドハンティングされましていきなりの私の山行には無理と言われました。

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とりあえずは黒部川のたもとまで下降していきます。

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この橋を渡り対岸からがスタートとなります。

振り返るとダム!

国内で最大の高さを誇る黒部ダム。

正式には黒部川にかかる4つ目のダムから黒四ダムとも言われますが

現在は「黒部ダム」との表記が普通となっているようです。

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そしてこのダムの最大のイベントは「観光放流!!!!」

あの壁の真中からどひゃああああーーって・・・

いつやるのって思ってたら

「今月の15日で終わったんだってなぁ」と横を話しながら行くオヤジ・・・

(´・ω・`)ガ――ンとなる私でした

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まあそれでもこの紅葉があるから満足満足(ノ∀`)ペチョン

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もう前後左右どこ見ても紅葉紅葉です。

そしてしばらく歩くと両側が切り立った「V字峡」の

黒部渓谷の始まりです。

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この黒部ダムから下流の「仙人谷ダム」までの渓谷を「下の廊下」と称します。

そして今歩いてるのが「日電歩道」と呼ばれます。

黒部川には第一から第四ダムがありますが

黒部ダムを建設する際に仙人谷ダムから調査に入るために切り立った斜面を

掘削して作ったのがこのルートなんですね。

ちなみに「日電」とは関西電力の前進である「日本電力」のことです。

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ルート上には沢山の名もなき滝があり水の豊かさが

分かりますね。

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何枚撮っても飽きない紅葉ですから歩いては立ち止まりの繰り返しです。

ほかの人たちは黙々と歩いていきます・・・

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紅葉も綺麗ですが黒部川の水もすごく綺麗!

なんでこんなに青いの?って聞きたくなる青さです。

北海道の「青の池」なんて目じゃないって感じ。

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徐々にルートは高度感を増してきます。

それとは反対に狭まる歩道は50cmほどでしょうかww

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一応ルートには命綱的にワイヤーが斜面側に通っていますが

アンカーのボルトが抜けてるのを見るとチョット不安になります。

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この日一番気をつかったのは足元もそうですが重装備の

ザックの肩が岩に当たりバランスを崩すのでは?って事ですが

そんなに身長がないから杞憂ですねwww

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白い竜が川を泳いでる様に見えたからかこの辺りは「白竜狭」と呼ばれます。

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対岸の地層も興味深くじっくり立ち止まって見ていたいのですが

立ち止まると後続も立ち往生してしまうので

あわただしく歩きます。

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ずうっと黒部川の激流の音を聞いてるから慣れて来てましたが

より大きく音が変化します。

ここは「十字狭」黒部川に左右から二本の川が流れ込んでるから

余計に激流の轟音が増してきたのですね。

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ここには長さ15mほどの吊り橋がかかってます。

かなり揺れますが一人一人渡るから揺れが増幅されずにすみます。

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もっと引いて、そして右の紅葉を半分以上入れて撮影すればよかったと後悔の一枚。

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川がS字となっている場所だから「S字狭」

この写真の丁度右の山の地中に黒部ダムからパイプを伝って流れ落ちた水がタービンを

回してる「発電所」がある場所です。

そして出来上がった電気はその先に見える開口部から送電線で下界に流れます。

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この秘境の中にいきなり人口の建造物が現れるとすごい不思議な感じです。

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ここまでが黒部川の第四発電エリアとなりこの先が第三となります。

その「仙人谷ダム」に繋がる「吊り橋」が見えてきました。

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ここまでかなりのデンジャラスコースがありましが

それほどびっくりはしませんでしたが

この「吊り橋」はこの日一番のビビりスポットとなりました。

「インディージョーンズ」ではおなじみの風景ですが

長さ150m位あるのかな?あまりに長いから渡ってるうちに後ろから

人が来るのですがリズムが違うから変な揺れ方になるんです。

ほんとちびりそうでしたww

テカこの年でチビっていたら「下の廊下」ではなくて

「しもの老化」っていわれそうですね(ノ∀`)ペチョン

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吊り橋を渡り進むと「洞門」が見えてきました。

廃墟好きにはたまらないスポットですね。

来た方向には吊り橋と送電線の鉄塔しかないのですが

それらを建設する際に資材運搬に使ったのでしょうか?

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そして見えてきました黒部第三の「仙人ダム」です。

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ここから見ても真っ青ですね。

不思議ですよね~記事書いてる最中ですがチョットググります。

ネットでもこの青さについて色々書かれてますね~

諸説あるらしいのですが一番は「花崗岩」の色と

植物プランクトンが多いとも言われてますね。

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さてこの「仙人谷ダム」ですがと、「いきなり施設の中入っていいの?」

っていわれそうですがこの施設の中を通るのが通常のルートなんです。

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ダムの堤にはしっかりと行き先案内板まであります。

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そしてこのダムのトンネルをコツコツ歩くと・・・

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駅に到着ぅぅぅ~

線路が走ってます。

実はこれは発電所関係の資材や通勤に使われてるトロッコ電車が止まる駅でして

欅平から黒部ダムまで続いてる線路なんですね。

一般人は乗れませんが年に一度かな?

応募抽選で見学会が開かれてるそうです。

ちなみに10年ほど前に紅白歌合戦で「中島みゆき」さんがライブ出演したのが

この線路の黒部駅からの「地上の星」でしたね。

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軌道は縦横に走っていてすごく秘密基地的雰囲気がありすぎ。

そしてさきほどからすごく熱い空気で周辺が満たされてます。

じつはここは掘削工事の際に最高160度に達する高熱の岩盤に辿り着き

工事をさらに難しくさせた場所でもありその様子は吉村昭「高熱遂道」で読めます。

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トンネルからしばらく歩きようやく外に出ます。

頑丈な鉄の扉です。

その横に警備員さんが立っていて

「もう来るんじゃないぞ」って言えばモロ刑務所の風景ですねww

⁻ 

さて仙人谷ダムを後にして高さ300mほどの山を登り返しそして

下り込むとこの日のキャンプ地「阿曽原温泉小屋」が見えてきました。

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豪雪地帯だから夏の数か月しか営業せず

今年の営業が今月末までってこともあり天気もよく一気にお客が殺到した感じ。

聞けば予約はすでに200%で打ち切りにしてあり

それでも泊まりたいって方は台所とかでのごろ寝だそうです。

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14時到着の私の時はまだどこにテント張ろうかなって余裕でしたが

1時間ほどでこの状態。

最終的にはこの倍近くまでの濃密度となってました。

写真の量も多く1日目が長くなってしまったので二日目は次回更新します。




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前穂、奥穂の岩稜歩き [山登り]

すでに一週間過ぎてしまってますが先週末の土曜、日曜で

今年初訪問となる北アルプスを満喫してきました。

梅雨明けしない関東地方ですからなかなかすっきりしない天気が続くなか

その週は久々の土日二連休が確定していた為

行ければ行きたい!と天気予報とにらめっこの日々でしたが

不安定な大気の為予報は刻々と変わり

当初は土日はダメって諦めモードでしたが

金曜日には土日から雨マークが消えて晴れマーク点灯です!

キタ――(゚∀゚)――!!

仕事から急いで帰宅するとシャワーを浴びチャチャっと準備。

しかし向かう先は上空3000mオーバーですから

寒さと雨対策はバッチシでレッツラGO!

今回の目的の山は「奥穂高岳」3190mで国内標高3位の山です。

過去にも登ってますが今回は「前穂高岳」経由の初ルートで

アタックです。

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沢渡駐車場には土曜の午前2時30分に到着し乗合タクシーが始動する

5時まで仮眠して北アルプスの表玄関となる上高地バスターミナルに

6時丁度に降り立つとなんと!穂高連峰が青空に映えてます!

予報は晴れのち曇りですが晴れ時間が長い事を祈りながらスタートです。

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河童橋と穂高のアングルは四季を通して絵になりますね。

そして中部国立公園に指定されていて通年のマイカー規制が

20年以上続いてますから流れる梓川の水も綺麗で

直接口をつけて飲みたくなります。

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奥穂へのアクセスはフラットな樹林帯を10km進んで涸沢に入るルートが

一般ですが今回は河童橋を渡り岳沢湿原を抜け

そこから一気に前穂までの急登に取り付く歩き甲斐のあるコースです。

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湿原の明神池まで来るとスタートから気になっていたガスが

かなり低く垂れこんできます。

そしていよいよ山道のスタートでここからは展望は無くなります。

そのかわり沢沿いのルートですから青々した苔の絨毯が目に優しい~

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このコースで有名なスポットである天然クーラーの風穴です。

地下に雪解けの伏流水が流れているのでしょう。

穴から冷気が流れ辺りを涼しくしてくれてます。

標高2140m

岳沢小屋に7時40分

ノンストップで来たから汗ダクダクです。

ここでザックを降ろし10分休憩

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そして再スタートの時はヘルメットを装着!

パイルダーオオ――ン!!

なぜならばこの先の「重太郎新道」はハシゴ、鎖場の連続で

落石も多いデンジャラスコースですから

怪我をしないさせないがポイントね(^_-)-☆

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こんな感じのコースですから人が少ないのがメリットね。

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森林限界を超えると上空をさえぎる物がなくなり空が広がりますが

青空とはここでお別れでこの後は

ガスガスの世界となってしまいました。

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ここからは山歩きと言うより岩稜歩き岩登りと変わります。

しかしルートはマーキングされていますから

見落とさない限り安心です。

と言うより見落としたらそれは落石や滑落の原因となります。

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前穂高岳の200m直下「紀美子平」からは一瞬だけ青空が見えましたが

私が前穂の頂上に着いた時はまっ白けで眺望ゼロです( ノД`)シクシク…

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10時25分標高3090mの前穂で記念撮影ね。

さてここから「紀美子平」に下りて奥穂に続く「吊り尾根」渡りです。

最初のバスターミナルの写真のバックに写っていた

穂高連峰の真中の弓なりになっていた場所です。

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上高地からもバッチリ見えたって事はここからも眼下が一望できる訳ですが

ガスは濃くなる一方で20m先に行くチームも見えなくなるほどです。

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上高地側の眼下はガスガスでしたが

反対側の涸沢カールはキレイに見えます!

雲が無ければ常念岳や表銀座の縦走尾根がみえたでしょうが

それでもカールの底にある涸沢小屋と涸沢ヒュッテの赤い屋根が綺麗です。

ここまで来たご褒美って感じです。

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スタートして7時間でようやく奥穂頂上3190mですが

ここでも眺望ゼロの白の世界でした。

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頂上で景色の回復を待っても期待ゼロなので

さっさと本日の宿泊先である山荘に向かいます。

しかしこの時間なのに下から登ってくる人たちがいます。

山荘泊まりでちょっと頂上までってなら分かるけど

この天候でこれから縦走なら危険ですよね。

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そして山頂から30分ほどして200m下のコルに建つ「穂高岳山荘」が見えてきました。

この時間でテン場も空いてるしテラスにも人がまばらです。

ピーク時では布団一枚に大人二人なんてザラですが

この日はこの少なさで布団一枚独占できました。

(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)

山小屋での必需品「耳栓」を今回も忘れなかったため

夕食後は爆睡10時間!普段の3倍の睡眠時間から目覚め耳栓を外すと

外から歓声が聞こえてきました。

窓に目をやると空が一面赤く焼けてます!

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山荘の名物「太陽のテラス」は名前の通りいまからまさに太陽を

迎えようとしてました。

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東の空が徐々に赤く広がって

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山荘も赤く焼け

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4時40分ご来光です!

ちょうど「常念岳」のピークから登る太陽!

実はこの日はダイヤモンド富士ならぬ「ダイヤモンド常念」だったのです。

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この時間に常念岳のピークにいたら穂高連峰は真っ赤に焼けていたでしょうね。

いまだに常念岳は訪問してないからその風景も憧れます。

当初の予定は翌日は涸沢カールに降りて

ゆったり上高地への樹林帯を歩いて帰る予定でしたが

この日の朝の天気を見て前日のガスガスの景色の

リベンジがしたくなり来たルートをそのまんま

踏みなおすことにしました。

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奥穂の頂上!青い空がキレイ!

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北を見ると北穂高と涸沢岳そして真ん中には北アルプス一番の人気もの

槍ヶ岳がドドド――ン!!

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そして眼下には上高地と河童橋の周辺が見下ろせます。

そして霞沢岳、六百山の向こうには雲海が広がり

乗鞍岳そして南アルプスそして富士山まで見渡します。

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そして4年前に縦走したジャンダルムから西穂に続く

ラスボスルートの先には活火山である焼岳が見えます。

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360度眺望バツグン!この日は遮るものはありません。

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奥穂を降りて前穂に続く吊り尾根も昨日と違い先の先まで見えます。

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途中に来たルートを振り向くと奥穂の岩稜が青空に映えます。

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そしてこの日の前穂の頂上も360度ベストビューです。

涸沢カールが綺麗!槍までも綺麗に見渡せます。

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前穂からの下山となる岩稜下りは登るより慎重に足を運びます。

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「岳沢パノラマ」からは眼下には前日休憩した岳沢小屋が見えます。

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その岳沢小屋まで下ってお目当てのシャーベットアイス400円!

巨峰の甘酸っぱさが体に染みる~

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そしてこの日は私が岳沢小屋を後にした午前10時過ぎから昨日と同じ様に

雲が湧き始め正午に上高地に着いた時は穂高連峰はガスガスの世界となってました。

土曜日スタートした時は天候が不順で多くの方が登山を

回避した為か人気の穂高も人が少なくストレスなく楽しめました。

その代り初日は眺望は楽しめませんでしたが

二日目は最高な山歩きができました。

「岳沢小屋」経由の「重太郎新道」は骨太で本当に歩き甲斐があります。

そして岩稜地帯では4つ足状態で登らなければならない場所もありますが

イコールそれは体を山に密着させることになり樹林帯を歩くより

山をより近くに感じる楽しみになります。

憧れの穂高は何度きても憧れの山でありました。




#日本百名山 #北アルプス #涸沢 #奥穂高岳 #前穂高岳 #穂高岳山荘


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今年二回目の登山は・・・ [山登り]

先週の7月3日の日曜日に丹沢山系で人気の

「塔ノ岳」(標高1491m)に登ってきました。

今年は1月、3月にフルマラソン5月にウルトラにエントリーしていた為

年明けからは休みの日はロングランを心がけていた為

山登りは正月二日の八ヶ岳の「赤岳」以来となります。

どうせ登るのなら夜景や星空を楽しみたい為に

天気の良さそうな日曜未明に自宅を出発しました。

登山口には2時半に到着しましたが暗い中でゴソゴソと

支度に手間取り登山開始は3時近くになってしまいました。

この季節は1時間後には大分明るくなってしまい

完全に時間をミスってしまいました。

前回のナイトハイクが秋の頃でその時の時間に合わせたのが

大間違いですね(ノ∀‘)ペチョン

そして空も雲が多く期待した星空も見れずで

黙々と真っ暗な登山道を進みこととなりました。

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この日の日の出時間が4時30分ごろでした。

日の出時間は頂上が目標でしたが間に合わずその時間は

頂上直下の「花立山荘」でした。

ここからは富士山を見る事ができる人気スポットで

円盤のような雲が赤く照らされてます。

そして南を見下ろすと

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相模湾と湘南の街並みが眼下に広がってます。

登山口から標高差1200mですが約2時間かけての

午前5時05分に頂上に到着です。

頂上の手前で二人とすれ違いました。

挨拶だけかわしたので山荘泊まりなのか私と

同じようなナイトハイクかは分かりませんが

この時の頂上は私ひとりの貸し切り状態でした。

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しかし思っていた天気予報とは違い雲が多く

いつの間にがガスってきてしまいました。

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この先に続く「丹沢山」または「三ノ塔」への縦走も考えていましたが

このガスを見てテンションが下がってしまい来た道を折り返す

事にしました。

登山口には7時に戻りましたがその間にはこれから

登山を開始する多くの方とすれ違いました。

今から登れば天候も良くなり素晴らしい眺望が見れることでしょう。

まだ今年は関東の「梅雨明け宣言」はありませんが

すでに猛暑日も記録されてます。

今年も暑い夏が予想されますがそんな時こそ

涼しいお山を楽しみたいと思います。

アツイと言えば今日から始まる大相撲七月場所

通称「名古屋場所」の熱い15日間のスタートです。 

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最近の幕内の戦いは混沌とした感じで

あまりワクワク感が少ない一方

楽しいのが「十両」の若手の躍進です。

入門前から人気の「宇良」宮城の部屋の「石浦」

貴乃花部屋の「佐藤」などは今場所の活躍で

幕内への足掛かりともなりますから熱いですよね。

さてと今日も30度超えって感じの日曜日ですが

炎天下ランしてから大相撲観戦を楽しもうと思います。


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初登りは初「赤岳」 [山登り]

新年あけましておめでとうございます。

今年一年が皆様そしてご家族の素晴らしい年であることを

心からお祈り申し上げます。

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去年の暮は北アルプスに入っていた為

帰省は大みそかの晩になってしまいました。

翌日は毎年恒例の実家での新年会です。

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それにしてもいい天気に恵まれたお正月でしたね。

統計的にも太平洋側の元旦って極めて降水確率が低く

私の記憶でもここ20年で雨だった正月って1回しかないような…

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で、あまりにも天気がいい為、元旦の晩に一度横浜に戻り

本来、北アルプスの翌日に登ろうと計画していた

八ヶ岳登山に出掛けてしまいました。

-

「八ヶ岳」という百名山はありますが

「八ヶ岳」という山は無くて八つの峰を総称して八ヶ岳と呼びます。

その中でも2899mの一番高く

八ヶ岳の主峰と呼ばれる「赤岳」に初挑戦です。

-

横浜を午前3時前に出発し中央道小淵沢ICから車で約1時間

ごつごつとした林道を進むと現れる「八ヶ岳山荘」に一日千円の

駐車場代を払って午前7時30分スタートです。

ちなみにこの季節は駐車場まで雪は皆無でした。

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しばらくは樹林帯を登ります。

駐車場までは雪はないのですが歩き始めるとすぐに地面は凍結が始まってます。

山道も所々雪が見え始めますがまだ滑り止めは必要ないレベルです。

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お正月二日目ということもあってすれ違う人は少なく

静かな樹林帯を黙々と進みます。

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そして樹林帯が開くと八ヶ岳のゴツゴツが天に見えてきました。

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午前9時 樹林帯から出るとそこには冬季はお正月のみ営業の

「行者小屋」が現れました。

リサーチ不足でこの季節は営業してないと思い

お金は車に置いて来てるため買い食いできず・・・(´・ω・`)

-

ここで初めて10本爪装着です(`・ω・´)シャキーン

ちなみにこの日はミックス状態の雪が多ければと思い

チェーンスパイクも持参してましたが

必要ありませんでした。

-

目的地の「赤岳」にはルートがいくつかあるのですが

最短ルートと思われる「地蔵尾根」を選びます。

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行者小屋裏から樹林帯を抜けると急斜面の山に取り付き

鎖場を数か所乗り越えるとお地蔵さんが出迎える

地蔵尾根に午前10時に到着。

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尾根に出ると遮るものが無いためすごい風が吹き荒れてます。

北アルプスでは氷点下仕様の厚手ウールインナー付きの皮手の下に

もう一つ薄手のインナーをつけてましたが

今回は薄手必要ないと思ったのが大間違い。

ほとんど体感温度は変わりませんね。

-

おまけにその薄手はタッチパネル対応だから

皮手を脱げばカメラ操作が楽なのですが

今回は皮手脱ぐと裸の手ですから

今回は撮影回数が少ない少ないww

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地蔵尾根から見える富士山。

この風景を日の出時間に見るってのもいいですね。

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右側の稜線に見える山小屋が「赤岳展望荘」

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そしてその頂上に見えるのが「赤岳山頂小屋」

私の前には一人上ってられるのが見えます。

私が頂上に到着した午前10時30分にはこの方と私だけの貸し切り状態。

セルフタイマーではカメラが風で動いてしまうほどでしたから

その方に写真を撮っていただきました。

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山頂からは長野県すべてが見渡せるような澄み切った世界が臨め

眼下には先ほどいた「赤岳展望荘」と地蔵尾根が見えます。

その先には見えるのが「横岳」でその稜線を進むと「硫黄岳」です。

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八ヶ岳は南北に30数キロ広がる山域でして

南は今回のようにゴツゴツ感むき出しですが

北八ヶ岳となると森が深く湖が点在したりして

同じ八ヶ岳でも南と北ではその雰囲気は全く違うそうです。

今回は冬景色の八ヶ岳でしたが高山植物に覆われた

夏の八ヶ岳ってのもいいなぁって感じました。

-

下山は13時ジャスト「赤岳山荘」

帰りも行者小屋で滑り止めを外して降りてきたのですが

凍結した箇所に気付かず黒帯有段者に払い腰された様に

すさまじく転んでしまいました。

-

その晩は清水の健康ランドで5kmラン&サウナトレして

再度実家に帰省しました。

これが私の2016年初登りと初ランとなりました。

しかしお山はこれでしばらくお休みです。

1月末の「館山フル」と3月の「板橋フル」

そして5月の初ウルトラ「野辺山」に向け走り込みです。

それでは1年頑張って行きましょう(^_-)-☆


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3度目の雪の西穂高岳 [山登り]

年内の仕事は26日の土曜日で終了しました。

そして去年と同様その晩に北アルプスに向かって出発です。

⁻ 

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今年の山行は天候に恵まれなかったり

車のアクシデントで登山口手前で断念ってのがあったり

その中でも今年の大イベントに掲げていた

黒部の秘境「下の廊下(しものろうか)」の踏破が

雪渓が消えず登山道を塞いだままと言う事で不運尽くめの一年でした。

その一年の締めくくりが北アルプス「西穂高岳」です。

西穂は一昨年の夏山の時期に奥穂高岳から西穂縦走の時に

頂上を踏んでいますが積雪期の西穂登頂がもう一つの

今年の目標でした。

というのも去年の暮れの西穂でも悪天候に見舞われてるいて

実に3度目のリベンジなんです。

しかし初日は最初の写真の様にガスガスの白の世界におおわれてます。

まあこれは想定内で翌日の天候回復を信じてその日の宿

「西穂山荘」で午後6時過ぎには布団にもぐり込みます。

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午後9時過ぎに一度目を覚まし夜空を見上げるも相変わらずの様子です。

が、午前3時過ぎに起き出すと満天とは言えませんが雲が途切れ

星が見え隠れするまでになってます。

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外は氷点下13度ですが風が少々気になります。

完全防備で出発です。

丸山を超えると予想通りすごい風が吹き荒れていて

体感温度はマイナス20度近いと思われます。

この日は新調した氷点下仕様のグローブ(皮手でインナー厚手ウール)に

もう一枚薄手のウールグローブ着けていても指先の感覚が無くなります。

そして午前7時前、

西穂高岳独標に辿り着くのと同時に東の空からのご来光です。

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目の前には左側にピラミッドピークその隣が西穂高岳が

モルゲンロートで真っ赤に染められています。

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しかし相変わらずのすごい風が吹き荒れていて

時折、強風姿勢を強いられるほどで

同じ時間に独標にいたハーネスにジャラジャラ付けてロープワークまでしていた連中でさえ

独標から先に進むもすぐに戻って来てギブアップ宣言です。

私の装備と言えばヘルメットに10本爪アイゼンとピッケルだけなんですが

実はこの日ゴーグルを忘れてきていて

この強風で目が凍って空きづらくなってきてます。

そんな訳で私もここで断念(-_-;)

山荘まで戻る事にしました。

しかし一度山荘に戻って一息つきましたが

風が時折弱まっているのに気が付き再度アタックです。

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真中の台形の所が先ほどいた独標で真中のツンとしたのがピラミッドピークで

左隣がそれより高い2909mの西穂高岳です。

氷点下仕様だと中々カメラを取り出せず

ルート上の写真も撮りたかったのですが全て

記念撮影の様なアングルになってますww

そしてこの日2度目の独標を後にピラミッドピークに登る事が

できました。

そして目指すは目の前の一番高いのが西穂のピークなんですが

いまだに岩に着いた雪を吹き飛ばしている強風の中を

裸眼で登るのは無理と考え涙を呑んで

今回はここが終点となりました。

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しかし眼下には先ほどまでいた独標が小さく見え

その彼方には焼岳その左下には静かな上高地が広がっているのが見えます。

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西穂高のピークには立つ事は出来ませんでしたが

素晴らしい風景を見れただけでも良かったと思います。

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それと同時に自然の荒々しさを再認識できたと思います。

積雪期の西穂登頂の目標は持越しになりましたが

今回はピラミッドピークまで1歩前進した事が

次への経験に繋がる事でしょう。

山荘に戻り5時間で二往復もしたからお腹が空いてしまい

名物の「西穂ラーメン」食べて帰路に就きました。

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木曽駒ケ岳・宝剣岳@中央アルプス [山登り]

私のシルバーウィークは20日の日曜日からの4連休です。

最近は1年における祝日が数年前に比べるとかなり多くなり

この9月も従来15日固定だった「敬老の日」が

第3月曜日(ハッピーマンデー制度)となり

自然と土曜、日曜、月曜の3連休が出来上がり

そこに今年は23日水曜日が「秋分の日」です。

そこに祝日法でこれまた最近決まった

「祝日と祝日で挟まれた日は(国民の休日)」なる法律によって

世の中は土曜日から水曜日までの5連休のシルバーウィークです。

しかしお客さん企業からお仕事を受けてる私達にはこの大連休前が

地獄の日々と化します。

いわゆる休み前の駆け込み受注です。

そんなわけで先週は日々帰宅時間が起床時間の6時間前って状態で

そこから洗濯したり遅い夕食採ったり翌日のランチ用意したりだから

大変です。

ランできたのも仕事帰りのジムでの2日間10kmww

それらを先週から始まってる大相撲九月場所の録画見ながらだから

もう睡眠時間は4時間ギリですww

そんな日々を土曜日までこなして…

まあ土曜日はなんとか残業2時間程度で済んだ為

速攻で帰宅してチャチャット飲んで食べて寝て夜中過ぎに向かった先は

私の連休初日のイベント!

中央アルプスです!

今回も富士市時代の同僚のNミッキさんとの2人山散歩

そのNミッキーさんのかねてからの要望である

木曽駒ケ岳に行ってきました。

ここには駒ケ岳ロープウェーがあり一気に2600mの

森林限界までワープできちゃいます。

お山初心者とか気軽にアルプスを楽しみたいって方には

お勧めですが高度に十分馴化しないと高山病にやられますから

注意してください。

さてそのロープウェーの「千畳敷駅」を降りると目の前には

千畳敷カールがどど――んとお出迎えしてくれます。

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カールとは?

お菓子ってみなさんお考えでしょうが

カールとは「カール地形」の事で2万年前の氷河期の

氷河によって山肌がスプーンですくったような

ボールのような地形を言います。

北アルプスの涸沢カールなどが有名ですが

涸沢の場合は上高地から平均速度で7時間ですから

この千畳敷なら足に不自由がある方でも

アルプスの魅力を十分満喫できますね。

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駅の前には遊歩道もあり遊び感覚で来られた方でも1時間ほどの散策ができます。

このカールを登っていくと

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そこは「乗越浄土」

ちょっと下から湧き上がって来たガスのもやもやが気になりますが

遠くには雲海が湧き南アルプスの頂上が見え隠れしてます。

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その先に見えるのが「中岳」

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そして木曽駒ケ岳の頂上には「駒ケ岳神社」の頂上本社があります。

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そしてこちらは宝剣岳です。

1枚目に紹介した千畳敷カールの写真の一番尖った三角形の右となりの山が

この宝剣岳です。

岩がゴロゴロで鎖がジャラジャラしていて高度感もバツグンです。

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雪山シーズンではこの10年で10人近くが滑落されてます。

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無雪期にしか出来ない頂上の最先端でのお山ポーズね。

眼下には千畳敷駅がおもちゃの様ですね。

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今回紹介した写真には紅葉の様子がわかる物がありませんが

あちらこちらではかなり紅葉が進んでいました。

黄色いダケカンバと赤く染まるナナカマド

9月下旬には極彩色が楽しめると思います。

去年北アルプスを訪問した時は一昨年の同じ時期に比べ

すでに紅葉が終盤になっていてかなり早いってイメージでしたが

今年は去年以上に早い感じがします。

思えば今年の夏はお盆を過ぎてから急に空気が変わり

この9月においても例年残暑に苦しめられるものの

今年はすでに秋めいてますもんね。

なんか夏がより暑くしかも短く

そして冬が早く長くなっている感じがします。

昨日もチョイと睡眠時間が少なかったから

今日あたりは寝貯めしなくちゃね(^_-)-☆

皆様も良い休日を!

お仕事の方は頑張ってくださいね。


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夏休みの山登り 「聖岳」 [山登り]

夏休み二日目の金曜日に実家に帰省しました。

今回はいつものような飲み会はせずに

旧職場の仲間であるNミッキーと南アルプスに行ってきました。

登った山は日本アルプスの3000m級では一番南に位置する

標高3013mの「聖岳(ひじりだけ)」です。

最近の山ブームで南アルプスも登山客で大賑わいですが

そんな中でひっそりとたたずむ「聖岳」は昭和30年ごろまでは

登山客も入らない山だったそうです。

何しろアクセスが大変な場所で国内3000m峰21座制覇や

日本百名山制覇においても最後に残されるほどなんですって。

そのアクセスの悪さは登山の玄関口となる飯田市遠山郷が日本秘境100選

に選ばれるほどで、まず国道が断たれていて公共交通機関が皆無。

最寄りの大きな市となる飯田市や浜松市には車の離合が難しそうな

山道しかないってほどでおまけにこの「聖岳」の登山口である

「便ケ島(たよりがしま)」にはこの遠山郷からさらに車で

未舗装路を1時間近く進まなければなりません。

15日土曜日の未明に富士を出発し新東名の浜松から一般道に降り

山道を約3時間走り続けて午前6時に「便ヶ島」に到着した時は

睡眠不足もたたって精神的にまいってしまっていました。

しかし素晴らしい天気の良さに疲れは一気に飛び

おにぎりを頬張って出発です。

便ヶ島標高984mから山頂3013mの標高差2029mの

日帰りピストンは頑張り甲斐がありますね。

さて登山道入口の坂道を進むといきなり現れるトンネル…

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じつはこのトンネルは元々は森林鉄道用のものだったのです。

この地区では林業がさかんで切り出した木を鉄道で運び出していたそうで

昭和40年代まで利用されていたそうです。

その鉄道の軌道が遊歩道となりトンネルだけが当時の面影を残しています。

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そのトンネルを抜けると鮮やかな緑!

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この季節は青々していて目に心地いいですね。

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その鉄道の軌道跡の遊歩道を進みます。

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大きな巨木は「カツラ」の木です。

お香にも使われる葉っぱでして黄色く色づいた落ち葉からは

爽やかな香りが鼻腔をくすぐります。

しばらく遠山川沿いを進み川を渡ると山に取り着きます。

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下って来る人がほとんどいないのは昨日までの天候不順から

山での宿泊者がいないからでしょうか?

私も夏休みの中で山行の日程を天気図とにらめっこして考えてましたが

この日にして大正解でした。

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しばらく歩くといつの間にか登山道が赤く見えてきました。

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よーーく見ると登山道が赤いのではなく

石が赤いんですよね(´・ω・`)

実はこの赤いのは放散虫というプランクトンが堆積してできた石なんです。

だからここは元々は海底だったんです。

100万年前の地殻変動で隆起してできたのがこの一帯の南アルプスなんです。

ですから南アルプスの赤石岳の名前の由来となった赤石沢の赤石も

この放散虫の赤石が由来なんですって。

100万年前の事を考えながら歩いているといつの間にが

辺りは緑一色の世界に変わって来ました。

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苔とシダに囲まれたこの場所は標高2200mの「苔平(こけだいら)」

3000m峰の山肌にぶつかった偏西風が雨を降らし

湿った空気に包まれた一帯は苔の繁殖に好条件となり

辺り一面は緑の絨毯と化しています。

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今回は日帰りで時間の事ばかり考えていましたが

こいう場所は時間に余裕をもって

じっくり緑の中で悠久の時を実感したいですね。

その苔蒸した世界が2500mの森林限界を超えると

景色はガラリと変わり辺り一面お花畠となってました。

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南アルプスの山々は数多くの花で賑わう事で有名ですが

この「聖岳」でも多くの花々に目を奪われ癒されました。

そしてこの花畠を超えると後はガレ場の山頂直下です。

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ほぼノンストップの標高差2000mで最後はキツかったけど

登頂して南アルプスの主峰を見渡すと

疲れは一気に吹っ飛びました。

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その後は一気に下山して便ヶ島から下界に戻りました。

それでも往き同じく帰り道の山道は延々と続き

結局24時間睡眠なしで富士に戻りました。

「聖岳」は日帰りピストンは問題ないのですが

アクセスの事を考えると前泊とか後泊の方が健全でしょうね。

またそうすれば途中の遠山郷や下栗地区の散策に

時間が割けると思いました。


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